VirtualBox内のCentOSでの共有クリップボードの設定

  • 2023.06.06
  • IT
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VirtualBox内のCentOSでの共有クリップボードの設定

この記事では、VirtualBoxのCentOSゲスト上で共有クリップボードを設定する方法について解説します。

Guest Additionsのインストール

まず最初に、VirtualBox Guest Additionsをインストールします。これは、ホストマシンとゲストマシン間での機能を拡張するためのツールセットです。

インストールは、以下の手順で行います:

  1. VMを起動します。
  2. VMウィンドウのメニューバーから「デバイス」->「Guest Additions CDイメージの挿入」を選択します。
  3. 次に、VM内で以下のコマンドを実行し、Guest Additionsをインストールします:
  4. インストールが完了したら、VMを再起動します。

カーネルヘッダと開発ツールのインストール

インストールがうまくいかない場合、カーネルヘッダと必要な開発ツールがインストールされていない可能性があります。以下の手順でインストールを行います:

  1. まず、現在のカーネルのバージョンを確認します。これは以下のコマンドで確認できます:
  2. 次に、必要なカーネルヘッダとカーネル開発ツールをインストールします。これは以下のコマンドで実行できます:
  3. これらが正常にインストールされた後、再度Guest Additionsのインストールを試みます:

共有クリップボードの有効化

VMが再起動したら、VirtualBoxのVMウィンドウのメニューバーから「デバイス」->「共有クリップボード」を選択し、そこで「双方向」を選択します。これにより、ホストマシンとVMの間でコピーアンドペーストが可能になります。

まとめ

この記事では、VirtualBox内のCentOSでの共有クリップボードの設定方法について説明しました。これにより、ホストマシンとゲストマシン間での作業がよりスムーズになります。