OpenShiftを無料で試す方法〜Red Hat CodeReady Containers〜

OpenShiftを無料で試す方法〜Red Hat CodeReady Containers〜

OpenShiftを個人で試すのは大変ですが、サンドボックスで遊ぶ方法と、ローカルマシンでVMを動かすという方法の2種類があります。

今回は、2つの概要と、ローカルマシン環境で動かすまでの方法を説明しようと思います。

※RedHatのアカウントがどちらも必要なので、こちらから登録してください。

※インストーラがでかい(3GB)ので環境要件満たす場合は、ダウンロードしながら読むと効率が良いかと。

OpenShiftを無料で遊ぶ手段について

主に2種類方法があります。

RedHatのサンドボックス上で遊ぶ

こちらから遊ぶことができます。

電話番号のSMSの認証をするだけで実行することができます。

 

ローカルマシンで遊ぶ

Red Hat CodeReady Containers(CRC)というVM上で動くOpenShift環境があります。

この記事では主にこちらについて解説していきます。

 

Red Hat CodeReady Containers(CRC)の環境要件について

詳細は公式ドキュメントのこちらを見てください。

ここでは、その上で注意点を記述します。

  • 結構性能要求する。
    • 9 GB のメモリ、35 GBのストレージが必要。
    • インストーラ自体も3GBほどあるのでダウンロードも時間かかります。
  • MacのM1チップでは起動できません
  • Windows Homeも起動できません

私が使っているMacはメモリが32GBあるのですが、CRCを起動すると、通常15GBだったのが26GBくらいになります。

Web会議しながらだと厳しいかもなぁという印象です

インストールから起動、終了まで

ここでは、インストールから起動してWebコンソールが起動して、終了するまでを書いていきます。

インストール

こちらからご自身のマシンに合うものをダウンロードします。

インストールのページは、シークレットの取得で使うので閉じないでください!

特定のCRCのバージョンはこちらからインストールできます(方法割愛)

ダウンロードが終了後、インストーラの指示に従って作業を進めます。

起動

バージョンの確認

まずはちゃんとインストールされているかを確認します。

私のは現状古いままですが…

初期設定

10分くらいかかります。

 

VMの起動

これも10分くらいかかります。

 

途中で、シークレットを尋ねられるのですが、CRCをインストールしたページにあるので、それをコピペします。

Webコンソールへのアクセス

ログにも出ていますが

https://console-openshift-console.apps-crc.testing/

にアクセスすると、ログイン画面が出てきます。

ユーザーやPWもログにも出ていますが、下記でログインできます。

CRCの停止方法

CRCのVMの削除方法

キャッシュも含めって消す場合は、~/.crc配下のデータも削除します。

 

 

まとめ

主にCRCの起動方法について書きました。

ちょっと重いですが、AWSで構築すると1日あたり5000円かかるというのでそれよりはマシですかね(笑)