M1 MacでAnsible AWXをインストールして起動する

  • 2022.10.24
  • IT
M1 MacでAnsible AWXをインストールして起動する

Software Design10月号にAnsible-AWXの起動方法が書いてあったので、気になりやってみました!

公式ドキュメントを見ながら、実行しました。

 

私のMacの環境

利用環境は、M1 Macです。

 

事前準備

事前にDocker Desktopをインストールします。

minikubeとKustomize(マニュフェスト管理ツール)をインストールしていきます。

まずは、minikubeをインストールします。

公式ドキュメントに従って、minikubeをインストールします。

Homebrewが使えるみたいなので、使います。

ターミナルで、

brew install minikube

を打ち、実行します

 

次に、Kustomizeを公式ドキュメントに従ってインストールします。

 

Homebrewが使えるみたいなので、使います。

ターミナルで、

を打ち、実行します

Minikubeの起動

まずは、Dockerデスクトップを起動します。

次に下記コマンドをターミナルで実行してMinikubeを起動します

 minikube start --cpus=4 --memory=6g --addons=ingress

 

この際に、

  MK_USAGE が原因で終了します: Docker Desktop は 1988MB のメモリーしか使用できませんが、8192MB のメモリー使用を指定されました

というエラーが出た場合は、Docker Desktopのメモリの量を調整してみてください。

(上記のエラーは8GBを指定した際に出たエラーです。)

 

AWXのデプロイ

それでは実際に作っていきます。

Yamlファイルの準備

任意のディレクトリでデプロイ用のYamlファイル(kustomization.yaml, awx-demo.yaml)を2つ作ります。

こちらは公式ドキュメントを参考にします。

kustomization.yamlは下記のとおりです。(Githubはこちらです)

 

awx-demo.yamlは下記のとおりです。

 

Yamlファイルの実行

まずは、ネームスペースを作ります。

kubectl create ns awx

下記のコマンドでビルドしていきます。

kustomize build . | kubectl apply -f -

このビルドは時間がかかるのですが、下記のコマンドでビルドの状況を見ることができます。

 

もしくは、下記コマンドでも状況を見ることができます。

 

起動が終わったら、AWXのログイン用のURLを下記コマンド取得します。

これでアクセス先はわかりました。

次に、別のターミナルで、AWXのログイン用のPWを下記コマンドで取得します。

ちなみに、PWは、~~~~%というように、%が最後につくのですが、%はPWに含まれません。

 

これだけでは、先程取得したURLにアクセスができないので、下記コマンドでアクセスできるようにします。

PWの入力が求められるので、先程取得したPWを入力します。

 

それでは、取得したURLをブラウザに入力します。

次に

ID: Admin

PW: さきほど取得したPW

でログインすると。。


入れました!

以上です!